割引計算ツール(パーセントオフと割引後の値段)
「30%オフなら割引後の値段はいくら?」「元値と売値から何%引き・何割引か」をすぐ計算。セールやクーポンのお得額がひと目でわかります。
このツールの使い方(割引後の値段と、何割引かの逆算)
割引率から支払額:元の価格と「30%OFF」などの割引率を入れると、支払う金額と割引額を計算します。
売値から割引率:元の価格とセールの売値を入れると、何%引きかを計算します。
「30%OFFのさらに10%OFF」は合計40%OFFではなく、37%OFF(0.7×0.9=0.63)になります。重ねがけの割引はこのツールで2回に分けて確かめると確実です。
割引計算の基本と、混同しやすいパターン
割引の計算は2方向あります。①「30%OFFならいくら?」は 元値 ×(100 − 割引率)÷100。3,800円の30%OFFなら 3,800×0.7=2,660円、割引額は1,140円です。②「元値と売値から何%引き?」は (元値 − 売値) ÷ 元値 × 100。5,000円が3,500円になっていれば (5,000−3,500)÷5,000×100=30%OFFと分かります。当ツールはこの両方に対応しています。
「さらに20%OFF」は足し算ではない
最も誤解が多いのがこれです。「50%OFFからさらに20%OFF」は70%OFFではありません。元値10,000円なら、まず5,000円になり、そこから20%引いて4,000円。トータルでは60%OFFです。割引の重ねがけは 0.5 × 0.8 = 0.4 と掛け算で計算し、1から引いた0.6が実質の割引率になります。表示だけを見ると得に見えますが、実際の値引き率は必ず足した数より小さくなります。
「20%OFF」と「20%ポイント還元」は同じではない
10,000円の商品を「20%OFF」で買えば支払いは8,000円、手元に残る資産は商品だけです。一方「20%ポイント還元」なら支払いは10,000円で、2,000円ぶんのポイントが戻ります。実質的な割引率は 2,000 ÷ 10,000 = 20% ではなく、2,000 ÷ 12,000(商品+ポイントで得た価値)で考えると約16.7%という見方もできます。さらにポイントには有効期限があり、使える店が限られ、ポイント払いに対してはポイントが付かないことも多いため、同率なら値引きのほうが有利です。
クーポンと割引の適用順で金額が変わる
「1,000円OFFクーポン」と「20%OFF」を併用する場合、順序で結果が変わります。10,000円の商品に対し、先に1,000円引いてから20%引くと (10,000−1,000)×0.8=7,200円。先に20%引いてから1,000円引くと 10,000×0.8−1,000=7,000円。定額引きは後に適用するほうが安くなります。実際の適用順は店側のルールで決まりますが、レジやカートで金額を確認する際の目安になります。
「3割引」は何パーセントオフ? 割・分と%の対応
店頭では「3割引」、ネットでは「30%オフ」と、同じ値引きが別の単位で書かれます。1割=10%、1分=1%なので、3割引=30%オフ、2割5分引き=25%オフと読み替えられます。上のツールは割引率を%で入力しますが、結果に「割でいうと何割何分引きか」も表示するので、チラシの「3割引」とネットの「30%オフ」をそのまま比べられます。なお「3割増」は逆に価格が上がる表示なので、混同しないようにしてください。
「セール価格」の見方
元値が高く設定されていれば、割引率は簡単に大きく見せられます。判断すべきは割引率ではなく最終的に支払う金額と、その商品を他店でいくらで買えるかです。当ツールで支払額を出したうえで、他の選択肢と絶対額で比べるのが確実です。
よくある販促表示を実質の割引率に直す
店頭の表示は、書かれている数字と実質の値引き率が一致しないことがあります。代表的なものを実質率に直すと次のようになります。「2点目半額」は、同じ価格のものを2つ買うと合計が1.5個分の金額になるため、実質25%OFFです。半額という言葉の印象よりかなり小さくなります。「3個買うと2個分の値段」は3個分を2個分の金額で買うので実質約33.3%OFF。「1個買うともう1個無料」は実質50%OFFで、これは半額と同じです。
いずれも共通しているのは、必要な個数を買う場合にだけ割引になるという点です。1つで足りるものを2つ買えば、25%安く買ったのではなく、支出が1.5倍に増えただけということになります。日持ちしない食品や、好みが変わる可能性のあるものでは、この差が実感として大きく出ます。
「3,000円以上で送料無料」に届かせるべきか
あと500円で送料600円が無料になる、という場面はよくあります。判断の基準は単純で、追加で買うものが、もともと買う予定だったかどうかだけです。予定していた買い物を前倒しするなら実質100円得をしていますが、送料を浮かせるために不要なものを500円ぶん足したなら、600円を節約するために500円を使ったことになります。当ツールで「送料込みの合計額」と「送料無料にするために足した場合の合計額」の2パターンを出し、絶対額で並べてみると判断しやすくなります。
割引率ごとの割引後の値段 早見表(1割引〜7割引)
よくある価格を、主な割引率で引いたあとの支払額です。セール表示を見たときに「結局いくら払うのか」をその場で確かめられます。1円未満は四捨五入しています。
| 元の価格 | 10%OFF (1割引) | 20%OFF (2割引) | 30%OFF (3割引) | 50%OFF (5割引) | 70%OFF (7割引) |
|---|---|---|---|---|---|
| 500円 | 450円 | 400円 | 350円 | 250円 | 150円 |
| 980円 | 882円 | 784円 | 686円 | 490円 | 294円 |
| 1,000円 | 900円 | 800円 | 700円 | 500円 | 300円 |
| 1,980円 | 1,782円 | 1,584円 | 1,386円 | 990円 | 594円 |
| 2,980円 | 2,682円 | 2,384円 | 2,086円 | 1,490円 | 894円 |
| 3,980円 | 3,582円 | 3,184円 | 2,786円 | 1,990円 | 1,194円 |
| 4,980円 | 4,482円 | 3,984円 | 3,486円 | 2,490円 | 1,494円 |
| 9,800円 | 8,820円 | 7,840円 | 6,860円 | 4,900円 | 2,940円 |
| 10,000円 | 9,000円 | 8,000円 | 7,000円 | 5,000円 | 3,000円 |
| 19,800円 | 17,820円 | 15,840円 | 13,860円 | 9,900円 | 5,940円 |
| 29,800円 | 26,820円 | 23,840円 | 20,860円 | 14,900円 | 8,940円 |
| 50,000円 | 45,000円 | 40,000円 | 35,000円 | 25,000円 | 15,000円 |
表示価格が税込か税抜かで最終的な支払額は変わります。税込価格から割り引く店舗が多いですが、レジで判断が必要なときは消費税計算ツールと合わせてご確認ください。
よくある質問
Q. 30%OFFの値段はどう計算する?
元の価格 ×(1 − 割引率÷100)で計算します。3,000円の30%OFFなら 3,000×0.7=2,100円、割引額は900円です。当ツールは支払額と割引額を同時に表示します。
Q. 元値と売値から割引率を出せますか?
「売値から割引率」を選び、元の価格と売値を入れると何%OFFかを計算します。お得額も表示します。
Q. 「30%OFFのさらに10%OFF」は何%引き?
合計40%ではなく37%OFFです(0.7×0.9=0.63)。重ねがけの割引は2回に分けて計算すると正確です。
Q. 20%OFFと20%ポイント還元はどちらが得?
同じ率なら値引きのほうが得です。1,000円の20%OFFは支払いが800円ですが、20%ポイント還元は1,000円払って200円分が戻る形なので、実質の還元率は約16.7%になります。ポイントは使える店や有効期限が限られる点も加味してください。
Q. 「1つ買うともう1つ無料」は何%引き?
2つで1つ分の代金なので、1つあたり50%引き、つまり半額と同じです。「2つ買うと1つ無料」なら3つで2つ分になり、1つあたり約33%引きです。ただし必要なのが1つだけなら、半額のセールのほうが支出は少なくて済みます。
計算条件・参照情報
最終確認日: 2026年9月15日
- 計算式: 割引後の値段=元の価格×(1−割引率÷100)、割引率=(元の価格−売値)÷元の価格×100。1円未満は四捨五入して表示。「割でいうと」は1割=10%、1分=1%、1厘=0.1%として換算
- 前提: 割引率は100%(無料)を上限として扱います。売値が元の価格を上回る場合は「値上がり」として表示します。本文と早見表の金額はすべて記事内の条件による計算例で、外部の統計や相場の数値は使っていません
- 対象外: クーポン・ポイントの併用可否や適用順序、税込価格と税抜価格のどちらから割り引くかは店舗ごとのルールで決まります。本文の適用順の例は考え方の説明で、実際の金額はレジ・カートの表示が優先です
作成・確認: 運営者「おちゃ」(ペンネーム)。誤りにお気づきの場合はお問い合わせからご指摘ください。確認のうえ修正し、変更内容は更新履歴に記録します。