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電気代計算ツール

家電の消費電力(W)と使用時間から、電気代の目安を計算します。エアコンや電気ストーブ、こたつなどの「1日・1ヶ月いくら?」に。

電気代の計算式

電気代 = 消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 日数 × 単価(円/kWh) で計算します。消費電力は家電の本体やラベル、取扱説明書に「W(ワット)」で書かれています。

電力量単価は全国的な目安として31円/kWhを初期値にしています(電力会社・プランで異なります)。正確に知りたいときは検針票の単価に書き換えてください。

省エネのヒント

電気代の計算式と、単価の考え方

家電の電気代は 消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 電力量単価(円/kWh) で計算できます。WをkWに直すために1000で割るのがポイントです。たとえば消費電力1,200Wのドライヤーを1日10分(0.167時間)使う場合、1.2×0.167×31=約6.2円/日、1か月で約186円という計算になります。

単価は契約する電力会社とプランによって異なりますが、目安として広く使われているのが1kWhあたり31円という数値です(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金の目安単価)。正確に知りたい場合は、検針票や電力会社のマイページに記載された「電力量料金」を実際の使用量で割ると、自分の実質単価が出せます。

請求額は使用量だけで決まらない

電気料金の総額は、①基本料金(または最低料金)、②電力量料金(使った分)、③燃料費調整額、④再生可能エネルギー発電促進賦課金 の合計です。③と④は使用量に応じて増減し、時期によって単価も変わります。そのため当ツールで出した金額と請求額は完全には一致しません。家電ごとの比較や、使い方を変えたときの差額を見る用途に使うのが適切です。

電気代が大きい家電はどれか

家庭の電力消費で比率が大きいのは、エアコン、冷蔵庫、給湯(電気温水器やエコキュート)、照明です。とくにエアコンは消費電力が大きく、季節による変動も大きいため、電気代が跳ね上がったときはまずここを疑うのが定石です。一方、待機電力は家庭全体の消費電力の5%程度とされ、こまめにプラグを抜く効果は限定的です。それよりエアコンの設定温度を1〜2度見直す、冷蔵庫に詰め込みすぎない、照明をLEDに替えるほうが効果が大きくなります。

古い家電の買い替えは元が取れるか

10年以上前の冷蔵庫やエアコンは、現行機種と比べて消費電力がかなり大きいことがあります。年間消費電力量(kWh)はカタログや本体のラベルに記載されているので、新旧の差に単価31円を掛ければ年間の削減額が出ます。仮に年間300kWhの差があれば年約9,300円、10年で9万円以上です。本体価格と比較して、何年で回収できるかを判断できます。当ツールで時間あたりの電気代を出したうえで、こうした比較に使ってみてください。

再エネ賦課金は毎年変わる——2026年度は過去最高

請求額のうち、自分の使い方では動かせないのに毎年変わるのが再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)です。全国一律の単価が年度ごとに決められ、2026年度(2026年5月検針分〜2027年4月検針分)は1kWhあたり4円18銭で、2025年度の3円98銭からさらに上がりました(いずれも経済産業省の発表による単価です)。

これは使用量に単純に比例します。月に260kWh使う世帯なら 260×4.18=約1,087円が毎月上乗せされ、年間では約13,000円です。当ツールが使う目安単価31円/kWhは電力量料金の目安であり、この賦課金や燃料費調整額は含まれていません。請求書の実額はツールの計算より1〜2割高く出るのが普通だと思っておくと、ずれに戸惑わずに済みます。なお目安単価31円/kWh(税込)自体も固定ではなく、全国家庭電気製品公正取引協議会が2022年(令和4年)7月22日に改定した値が現在も使われています。

ワット数が書かれていないときの調べ方

古い家電や海外製品では、本体ラベルに消費電力(W)ではなく定格電流(A)しか書かれていないことがあります。その場合は W = A × V で換算でき、日本の家庭用コンセントは100Vなので、たとえば「5A」と書かれていれば約500Wです。

逆に、エアコンや冷蔵庫のようにW表示を見ても実態がつかめない家電もあります。これらは運転を自動で強めたり弱めたりするため、定格消費電力をそのまま24時間分掛けると実際の数倍になってしまいます。こうした家電はカタログや省エネラベルに載っている年間消費電力量(kWh/年)を使い、単価を掛けて年額を出すほうが正確です。年間400kWhの冷蔵庫なら 400×31=約12,400円/年、月あたり約1,033円という具合です。当ツールは「消費電力が一定で、使った時間だけ電気を食う家電」——ドライヤー、電気ケトル、こたつ、照明、パソコンなど——との相性が最も良い設計になっています。

消費電力ごとの電気代 早見表

電気料金の単価を、上のツールの初期値である31円/kWhとして計算した電気代です。使う家電の消費電力(本体の表示やカタログに書かれているW数)の行を見てください。

消費電力1時間1日(8時間)1か月(8時間×30日)1か月(つけっぱなし)
10 W0.3円2円74円223円
50 W1.6円12円372円1,116円
100 W3.1円25円744円2,232円
200 W6.2円50円1,488円4,464円
300 W9.3円74円2,232円6,696円
500 W15.5円124円3,720円11,160円
800 W24.8円198円5,952円17,856円
1,000 W31.0円248円7,440円22,320円
1,200 W37.2円298円8,928円26,784円
1,500 W46.5円372円11,160円33,480円

1時間ぶんだけは金額が小さいので小数第1位まで出しています(ツール本体は1円単位に四捨五入します)。

31円/kWhは公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が示す「電力料金の目安単価」(令和4年7月22日改定・税込)ですが、契約プランや燃料費調整額によって実際の単価は上下します。検針票の「請求額 ÷ 使用kWh」で自分の単価を出し、上のツールに入れると精度が上がります。エアコンや冷蔵庫は運転中つねに最大Wを使うわけではないので、この表より安くなるのが普通です。

計算条件・参照情報

最終確認日: 2026年9月14日

公式一次情報: 全国家庭電気製品公正取引協議会(よくある質問・目安単価)経済産業省(2026年度の再エネ賦課金単価)

作成・確認: 運営者「おちゃ」(ペンネーム)。誤りにお気づきの場合はお問い合わせからご指摘ください。確認のうえ修正し、変更内容は更新履歴に記録します。

よくある質問

Q. 電気代の計算方法は?

消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 日数 × 単価(円/kWh) で計算します。消費電力は家電のラベルや説明書に「W」で書かれています。

Q. 消費電力(W)はどこを見ればいい?

家電本体の側面や背面にあるラベル、または取扱説明書の仕様欄に「消費電力 ○○W」と書かれています。エアコンのように運転状況で消費電力が変わる家電は幅で表記されていることがあり、その場合は中間あたりの値を入れると実態に近い目安になります。

Q. エアコンの1ヶ月の電気代を知りたい

エアコンの消費電力(W)、1日の使用時間、日数を入れると1ヶ月の電気代の目安が出ます。1日あたりの金額も表示します。

Q. 電力量単価は何を見て入れればいい?

検針票や電力会社のマイページにある電力量料金を、使用量(kWh)で割ると実際の単価が出ます。当ツールの初期値31円/kWhは全国的な目安として広く使われている値ですが、契約プランで差が出るので、正確に知りたいときは書き換えてください。

Q. エアコンはつけっぱなしとこまめに消すのはどちらが安い?

30分程度の短い外出ならつけっぱなしのほうが安く済むことが多いといわれます。設定温度まで室温を動かすときに最も電力を使うためです。当ツールで消費電力と使用時間を変えて計算すると、自分の家電での差を確かめられます。

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書いた人: おちゃ(東大院 生命環境科学系〈広域科学専攻〉在籍の大学院生)。税・社会保険・金利・料金の数値は公的資料や公式の公表値を使い、改定があったときに更新しています。出どころは本文と出典欄に明記しています。運営者情報