生命環境科学系 過去問ナビ東大院 総合文化研究科 広域科学専攻(非公式)
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東大院 生命環境科学系 過去問 2024年実施(令和7年度入試)の出題テーマと傾向

実施
2024年実施(令和7年度入試)
形式
現行形式(理系 9問)
分野
物理学 2問・化学生化学 3問・生物学 4問
特徴
フォールディングの統計力学+GroEL・アミロイド、量子・核酸・Wnt
用語
この年度の用語ミニ辞典 57語(過去問ナビのクイズで確認できます)
問題文はここに載せていません。大学公式の入試案内ページで「2024年度実施」の「総合科目(PDF)」(senmon2025.pdf)が無料公開されています。 入試案内ページを開く

大問ごとのテーマ

大問分野テーマ・主な用語
第1問物理学物理学・生物物理学(統計力学:タンパク質フォールディング)
主な用語: ランダムエネルギーモデル、鞍点法、ガラス転移温度 T_g、フォールディング温度 T_f、最小フラストレーション原理、分子シャペロン、シャペロニン(GroEL/GroES)、Anfinsen cage
第2問物理学物理学・生物物理学(量子力学:調和振動子・二準位系)
主な用語: エーレンフェストの定理、ビリアル定理、生成消滅演算子、最小不確定状態、パウリ演算子、鈴木–トロッター分解
第3問化学・生化学化学・生化学(核酸・脱アミノ化・シスプラチン)
主な用語: 脱アミノ化、塩基除去修復(BER)、AP部位、プリン/ピリミジン、シスプラチン
第4問化学・生化学化学・生化学(熱力学・相平衡・反応速度論)
主な用語: クラペイロンの式、クラウジウス-クラペイロン、三重点、定常状態近似(SSA)、Rice-Herzfeld機構
第5問化学・生化学化学・生化学(分光・蛍光顕微鏡)
主な用語: 一重項/三重項、振動緩和/内部転換、項間交差(ISC)、蛍光/リン光、ストークスシフト、回折限界/開口数
第6問生物学生物学(Wntシグナル・発生)
主な用語: Wnt/β-カテニン経路、ルシフェラーゼレポーター、オーガナイザー(形成体)、chordin、プロテインホスファターゼ、Wnt勾配と前後軸
第7問生物学生物学(エチレン三重反応・光形態形成)
主な用語: 三重反応、黄化芽生え、光形態形成/脱黄化、ETR1/エチレン受容体、遺伝的冗長性、表層微小管の再配向
第8問生物学生物学(ウイルスベクター・神経回路)
主な用語: loxP/lox2272、Cre組換え酵素、DIO/FLEXスイッチ、順行性経シナプス伝播、antidromic活性化/衝突試験、カルシウムイメージング
第9問生物学生物学(膜系オルガネラ・低分子量GTPase)
主な用語: 平衡密度勾配遠心、浮遊密度、PTS1/PTS2、Pex5/Pex7、GEF/GAP、GPIアンカー/脂質修飾

ほかの年度にも出た用語(10語)

この年度の用語のうち、別の年度の問題にも登場したものです。年度をまたいで繰り返し問われるテーマの目安になります。

分子シャペロン ほかに 2012年
他のタンパク質の折り畳みを介助し、誤った折り畳みや凝集を防ぐタンパク質群。
アミロイド ほかに 2019年
クロスβシートを共通構造とする不溶性の線維状タンパク質凝集体。
ビリアル定理 ほかに 2015年
調和ポテンシャルでは定常状態で⟨K̂⟩=⟨Û⟩。
生成消滅演算子 ほかに 2023年
â|n⟩=√n|n−1⟩、â†|n⟩=√(n+1)|n+1⟩、x̂=δx₀(â+â†)。
最小不確定状態 ほかに 2013年
δxδp=ℏ/2 を満たす状態。調和振動子の基底状態が該当。
脱アミノ化 ほかに 2017・2014年
塩基のアミノ基が加水分解で=Oに変わる反応。C→U、A→ヒポキサンチン等。
塩基除去修復(BER) ほかに 2014年
損傷1塩基をグリコシラーゼで除き、切断・合成・連結で直す経路。
プリン/ピリミジン ほかに 2017・2013年
二環性(A,G)/単環性(C,T,U)の含窒素塩基。
クラペイロンの式 ほかに 2025・2014年
dP/dT=ΔH/(TΔV)。ΔV>0なら加圧で融点上昇。
ストークスシフト ほかに 2016・2012年
吸収極大と蛍光極大の波長差。ダイクロイック分離の根拠。

テーマ名と用語は、運営者が各問を解いて整理したものです(公式の分類ではありません)。各問の模範解答・解説は note の解答・解説集(有料) にあります。