生命環境科学系 過去問ナビ東大院 総合文化研究科 広域科学専攻(非公式)
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東大院 生命環境科学系の過去問【生物学】10年分の出題テーマ一覧

問題数
10年で 43問(2025年 4問・2024年 4問・2023年 4問・2019年 4問・2017年 4問・2016年 4問・2015年 4問・2014年 5問・2013年 5問・2012年 5問)
形式の変化
旧形式(2012〜2019年実施)4〜5問 → 現行形式(2023〜2025年実施)4問(特徴)
頻出用語
2問以上に出た用語 90語(一覧と説明)

年度ごとの出題テーマ

年度大問テーマ・主な用語
2025年第6問生物学(iPS細胞)
2025年第7問生物学(気孔・水ストレス)
孔辺細胞、膨圧、フォトトロピン、H⁺-ATPアーゼ、蒸散、アブシシン酸(ABA)
2025年第8問生物学(神経情報伝達・分泌経路)
SRP、共翻訳的移行、カルモジュリン、COPII/COPI、KDEL配列、細胞内共生説
2025年第9問生物学(細胞骨格の重合と力発生)
臨界濃度Cc、トレッドミリング、動的不安定性、GTPキャップ、カタストロフ/レスキュー、光ピンセット
2024年第6問生物学(Wntシグナル・発生)
Wnt/β-カテニン経路、ルシフェラーゼレポーター、オーガナイザー(形成体)、chordin、プロテインホスファターゼ、Wnt勾配と前後軸
2024年第7問生物学(エチレン三重反応・光形態形成)
三重反応、黄化芽生え、光形態形成/脱黄化、ETR1/エチレン受容体、遺伝的冗長性、表層微小管の再配向
2024年第8問生物学(ウイルスベクター・神経回路)
loxP/lox2272、Cre組換え酵素、DIO/FLEXスイッチ、順行性経シナプス伝播、antidromic活性化/衝突試験、カルシウムイメージング
2024年第9問生物学(膜系オルガネラ・低分子量GTPase)
平衡密度勾配遠心、浮遊密度、PTS1/PTS2、Pex5/Pex7、GEF/GAP、GPIアンカー/脂質修飾
2023年第6問生物学(エンハンサートラップ法)
エンハンサートラップ法、β-ガラクトシダーゼ/lacZ/X-gal、ブルーホワイトセレクション、in situ ハイブリダイゼーション、インバースPCR、エンハンサー
2023年第7問生物学(植物ホルモン・重力屈性・光屈性)
重力屈性、アミロプラスト(平衡石)、PINタンパク質、コロドニー・ウェント説、至適濃度、フォトトロピン
2023年第8問生物学(血糖調節・エキソサイトーシス)
SNARE複合体、NSF、シナプトタグミン、構成的/調節性エキソサイトーシス、グルコキナーゼ、KATPチャネル
2023年第9問生物学(モータータンパク質・拡散)
モータータンパク質、プラス端/マイナス端、キネシン/ダイニン、ΔG°′と実効ΔG、カルタゲナー症候群、Eg5(キネシン-5)
2019年第8問生物学
CDK(サイクリン依存性キナーゼ)、サイクリン、MPF(M期促進因子)、CAK(CDK活性化キナーゼ)、Wee1/Myt1、Cdc25
2019年第9問生物学
黄化芽生え(etiolated seedling)、黄化(etiolation)、脱黄化・緑化(de-etiolation, greening)、子葉(cotyledon)、色素体(plastid)、エチオプラスト(黄化色素体, etioplast)
2019年第10問生物学
ラジオイムノアッセイ法(RIA)、抗原抗体反応、抗体、抗原、放射性同位体(ラジオアイソトープ)、競合(競合的結合)
2019年第11問生物学
真核細胞(eukaryote)、オルガネラ(細胞小器官)、サイトゾル(cytosol、細胞質基質)、小胞体(ER, endoplasmic reticulum)、トランスロコン(translocon, Sec61)、核膜孔複合体(NPC, nuclear pore complex)
2017年第9問生物学
有性生殖、減数分裂、相同染色体、二価染色体(四分染色体)、対合(シナプシス)、独立分配(独立の法則)
2017年第10問生物学
分裂酵母、ade6遺伝子、位置効果多様性(PEV)、エピジェネティクス、ヘテロクロマチン、ユークロマチン
2017年第11問生物学
下垂体後葉(神経葉)、神経分泌、オキシトシン、バソプレシン(抗利尿ホルモン, ADH)、ノナペプチド、射乳反射
2017年第12問生物学
C3植物、向軸側/背軸側、柵状組織、海綿状組織、表皮/クチクラ、気孔/孔辺細胞
2016年第9問生物学
低分子量Gタンパク質(低分子量GTPアーゼ)、GTP/GDP、分子スイッチ、スイッチI・スイッチII領域、GEF(グアニンヌクレオチド交換因子)、GAP(GTPアーゼ活性化タンパク質)
2016年第10問生物学
SNP(一塩基多型)、ゲノム、多型(polymorphism)、対立遺伝子(アレル)、遺伝的マーカー、椎骨
2016年第11問生物学
グルコース-6-ホスファターゼ(G6Pアーゼ)、糖原病I型(フォン・ギールケ病, von Gierke病)、グリコーゲン、糖新生、グリコーゲン分解(glycogenolysis)、インスリン
2016年第12問生物学
気孔、孔辺細胞(guard cell)、蒸散、膨圧、C3植物、C4植物
2015年第9問生物学
DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼ、二重らせん(二本鎖)構造、半保存的複製、相補性/相補的塩基対合、プライマー
2015年第10問生物学
生体膜、流動モザイクモデル、脂質二重層(lipid bilayer)、両親媒性(amphipathic)、リン脂質(phospholipid)、内在性膜タンパク質(膜貫通タンパク質)
2015年第11問生物学
幹細胞(stem cell)、自己複製能(self-renewal)、分化能・多分化能(potency)、多能性(pluripotency)、ES細胞(胚性幹細胞, embryonic stem cell)、iPS細胞(人工多能性幹細胞, induced pluripotent stem cell)
2015年第12問生物学
明反応、暗反応、Emerson–Arnoldのフラッシュ光実験、光合成単位、反応中心、アンテナ色素(集光色素)
2014年第9問生物学
フェニルケトン尿症(PKU)、フェニルアラニンヒドロキシラーゼ(PAH)、フェニルアラニン(Phe)、チロシン(Tyr)、水酸化(ヒドロキシル化)、テトラヒドロビオプテリン(BH4)
2014年第10問生物学
DNAメチル化、5-メチルシトシン(5mC)、エピジェネティクス、CpG、CpGアイランド、亜硫酸水素ナトリウム(バイサルファイト)
2014年第11問生物学
アクチン(actin)、G-アクチン/F-アクチン、アクチンフィラメント(微小繊維, microfilament)、チューブリン(tubulin)、ヘテロダイマー(heterodimer, 異種二量体)、微小管(microtubule)
2014年第12問生物学
ランゲルハンス島(膵島)、B細胞(β細胞)、インスリン、開口放出(エキソサイトーシス)、GLUT(グルコース輸送体)、グルコキナーゼ
2014年第13問生物学
カルビン回路、還元的ペントースリン酸回路、RuBP(リブロース1,5-ビスリン酸)、Rubisco(ルビスコ)、PGA(3-ホスホグリセリン酸)、1,3-ビスホスホグリセリン酸
2013年第9問生物学
酵素、基質 (S)、生成物 (P)、ミカエリス-メンテンの式、Vmax(最大反応速度)、Km(ミカエリス-メンテン定数)
2013年第10問生物学
BrdU(ブロモデオキシウリジン)、チミジン、連続標識法、免疫染色、細胞周期、S期(DNA合成期)
2013年第11問生物学
ルビスコ(RuBisCO)、カルビン回路、炭素固定、RuBP、触媒回転数(kcat)、光呼吸
2013年第12問生物学
黄化(etiolation)、光形態形成、クロロフィル(葉緑素)、プロトクロロフィリド(Pchlide)、プロトクロロフィリド酸化還元酵素(POR)、胚軸(下胚軸)
2013年第13問生物学
細胞内シグナル伝達 (signal transduction)、リガンド (ligand)、EGF(上皮成長因子, epidermal growth factor)、受容体 (receptor)、受容体型チロシンキナーゼ(RTK, receptor tyrosine kinase)、リン酸化 (phosphorylation)
2012年第10問生物学
ゲノム、木原均、ゲノム分析、半数体(ハプロイド, n)、塩基配列、リーディングフレーム(読み枠)
2012年第11問生物学
細胞周期、温度感受性(ts)変異、許容温度/非許容温度、条件的(コンディショナル)致死、必須遺伝子、遺伝子破壊株(ノックアウト、null 変異)
2012年第12問生物学
立体構造(高次構造)、一次構造、二次構造、αヘリックス、βシート(βストランド)、三次構造
2012年第13問生物学
微小管 (microtubule)、チューブリン (tubulin)、ヘテロダイマー、プロトフィラメント、核形成 (nucleation)、ラグ期
2012年第14問生物学
色素体(プラスチド)、NEP、PEP、σ因子、プロモーター、-10領域(Pribnowボックス)

出題数の推移と、現行形式(2023年実施〜)の特徴

実施形式生物学の大問理系の大問(全体)
2025年現行形式4問9問
2024年現行形式4問9問
2023年現行形式4問9問
2019年旧形式4問11問
2017年旧形式4問12問
2016年旧形式4問12問
2015年旧形式4問12問
2014年旧形式5問13問
2013年旧形式5問13問
2012年旧形式5問14問

大問の数は、2012〜2014年実施が5問、2015年実施以降は4問です。運営者が整理したテーマ名で見ると、現行形式(2023〜2025年実施)の3回は並びがそろっています。第6問が発生と遺伝子発現(iPS細胞、Wntシグナル、エンハンサートラップ法)、第7問が植物(気孔と水ストレス、エチレンと光形態形成、植物ホルモンと屈性)、第8問が神経や分泌(神経情報伝達と分泌経路、神経回路、血糖調節とエキソサイトーシス)、第9問が細胞骨格と膜系オルガネラ(細胞骨格の重合、低分子量GTPase、モータータンパク質)です。

植物の大問は現行形式の3回すべてにあり、フォトトロピン・蒸散・膨圧は旧形式の問題にも出ています。植物が専門でなくても、旧形式の植物の問題で練習しておくと準備になります。

現行形式にも出た頻出用語

下の「2問以上に出た用語」のうち、2023〜2025年実施の問題にも登場したものです(括弧は出た問題)。ほかの分野の問題に出た回も数えています。

フォトトロピン(2025年第7問・2023年第7問・2015年第12問・2013年第12問)、モータータンパク質(2023年第9問・2013年第9問・2012年第13問)、蒸散(2025年第7問・2016年第12問・2013年第11問)、GTPキャップ(2025年第9問・2012年第13問)、in situ ハイブリダイゼーション(2023年第6問・2016年第10問)、エンハンサー(2023年第6問・2017年第10問)、グルコキナーゼ(2023年第8問・2014年第12問)、シナプトタグミン(2023年第8問・2014年第12問)、膨圧(2025年第7問・2016年第12問)

現行形式はまだ3回分なので、次の回も同じ並びになるとは限りません。テーマ名と分け方は運営者の整理で、公式の分類ではありません。

2問以上に出た用語(多い順)

コヒーシン(×4)、フォトトロピン(×4)、光呼吸(×4)、糖新生(×4)、色素体(プラスチド)(×4)、RT-PCR(×3)、アドレナリン(エピネフリン)(×3)、インスリン(×3)、キアズマ(×3)、グリコーゲン(×3)、グルカゴン(×3)、ステロイドホルモン(×3)、プロモーター(×3)、モータータンパク質(×3)、動原体(キネトコア)(×3)、紡錘体(×3)、蒸散(×3)、転写(×3)、転写因子(×3)、2'-OH(リボース2'水酸基)(×2)、ATP合成酵素(×2)、C3植物(×2)、Cdc20(×2)、DNAポリメラーゼ(×2)、GAP(GTPアーゼ活性化タンパク質)(×2)、GEF(グアニンヌクレオチド交換因子)(×2)、GFP(緑色蛍光タンパク質, green fluorescent protein)(×2)、GTPキャップ(×2)、PEPカルボキシラーゼ(PEPC)(×2)、PsbSタンパク質(×2)、RNAポリメラーゼ(×2)、RuBP(×2)、SRP(シグナル認識粒子)(×2)、TCA回路(クエン酸回路)(×2)、in situ ハイブリダイゼーション(×2)、アポトーシス(×2)、エピジェネティクス(×2)、エンハンサー(×2)、オルガネラ(細胞小器官)(×2)、カルビン回路(×2) ほか

問題文は大学公式の入試案内ページで年度ごとに公開されています。